川沿いの森の中から

こんばんは河瀬です。

本日は夜のレッスンが無い為、ブログを更新する事が出来ました。


私事ですが先日引っ越しをしまして少しばかり住居を変えました。

元々生活感の無い生活をしていたので自分の小さな車に荷物を積んで引っ越しは完了致しました。

以前の住居は外の音が多かった為、練習の際音に気を使う事はあまりなかったのですが、現在の住居は川沿いの森の中。

夜は冷蔵庫の音が大きく感じる程静かで逆に緊張します。

練習をする際にも楽器の音がかなり大きく感じる為、練習の際は消音器を使っております。

今回はそんな流れで消音器のお話し。


音を小さくする器具は二つあり、消音器という「サイレンサー」と弱音器という「ミュート」という物があります。

消音器は練習の為に楽器の音を小さくする事が目的なので音量をかなり抑える事が出来ますが、ミュートは演奏法として音色を変えるのが目的なので消音器までの小さな音量にはなりませんので、消音が目的であれば「ミュート」ではなく「サイレンサー」消音器をお使い下さい。

練習用の消音器にはゴムの物と金属の物があるのですが、金属の方が重さがあるので消音効果が高いです。


では、今回は僕が持っている消音効果の高い二つの金属製消音器を二つご紹介致します。


一つ目は「HEAVY PRACTICE 」という物です。

歯形になっている金属を楽器の駒全体にガッチリはめるタイプです。おそらく消音器の中ではこのタイプが一番消音効果があると思います。

注意点としては駒の厚さによっては深くはまらない場合があるのと、強くはめ過ぎると駒が傷付く可能性があります。

岡崎市ヴァイオリン教室
岡崎市ヴァイオリン教室
岡崎市ヴァイオリン教室
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二つ目は「My Mute」という物です。

重さとしては一つ目の物と同程度なので音量も同程度まで抑える事が出来ますが、駒の接着面が少ない為かG線の音量が僅かに大きく感じます。

こちらの消音器は一つ目の消音器と違い、クッション材を挟んでネジ止めするので装着後の落下のリスクがない事と駒が傷つくことがない為、安出して使用来ます。

岡崎市ヴァイオリン教室
岡崎市ヴァイオリン教室
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個人的には落下のリスクが少ない「My Mute」の方をお勧めしますが、出来る限り音量を抑えたいという方は「HEAVY PRACTICE 」の方がいいかもしれません。

どちらを使用される場合でも金属製の消音器はかなりの重さがある為、着脱時に楽器の上に落下すると確実に傷が付きますし、場所が悪ければ割れる場合もある為、取り扱いには十分にお気を付け下さい。


では皆様また来月。