同じこと、同じこと

平素より大変お世話になっております。講師の長濱です。

涼しくなりましたね!もう!気候の話ばっかり!

 

この時期は発表会や文化祭、運動会のシーズンですね。

皆さんが日ごろの練習の成果を存分に本番で発揮できるように

私、祈っておりますよ!

 

と、言いたいところなのですが

正直なところ、この「日頃の練習の成果を本番で発揮する」というのが

あまりよくわかっていないのですよ、私。

 

といいますのも

こういった仕事をしていますと、いわゆる「演奏の本番」という現場で

自分も本番を迎えなければならない時が多々あります。

そういった時に、私一切緊張いたしません。

正確に言えば緊張できないのです。

これは決して良いこととは言えないと思うのですが・・・

まぁ、良くも悪くもないですけど。

 

生徒さんからよく聞かれます。

「どうすれば緊張せずに堂々と演奏できますか?」

「どうすれば練習通りの演奏を本番でできますか?」と。

 

緊張したくないのであれば、緊張できない私の心持ちをお教えいたしましょう。

 

それは

「練習と本番を別のものと思わない」です。

これが私が緊張しない、できない最たる理由であり原因です。

 

そもそも、家で演奏しようがステージで演奏しようが

私にとっては全く同じなのです。本番も何もあったもんじゃありません。

「おお、今のいい音!楽しい!」と思う場所が

自分の部屋か、スタジオか、ステージかの違いしかないので

場所はどこでもいいんですよ。

ですので、上手に弾くこと、上手な演奏を聞かせること、を第一に考えてしまうと

きっと緊張してしまいます。

 

私はきっと開き直ってしまっているんですね。

どこで弾いたって自分の演奏だと。

 

でもね、緊張するのは大切なことだなとも思うわけです。

せっかく緊張するんです。その気持ちを大切にしながら

「緊張するから素敵な演奏ができる」にきりかえるのも

また素敵だと思いますよ。