麻薬

こんばんは河瀬です。

今日から6月ですね、今年の5月はなんだかすごく長く感じました。

あれ?もしかして五月病… まさかね。


さて6月の河瀬は演奏会がございます。

僕の唯一の演奏活動、豊田フィルハーモニー管弦楽団第26定期演奏会です。

今回はベルリオーズ「幻想交響曲」グノー「ファウスト」サンサーンス交響詩「死の舞踏」です。

メインの幻想交響曲は作曲者自身の失恋体験を基に作られたと言われている標題音楽で、

前書きとしてこのように書かれています。

「病的な感受性と燃えるような想像力を持つ若い音楽家が、恋に絶望し、発作的に阿片を飲む。麻薬は彼を死に至らしめるには弱すぎたが、彼を奇怪な幻想を伴った重苦しい眠りに落とし込んだ。彼の感覚や情緒、記憶は、彼の病んだ心を通じて、音楽的な想念や心象に変えられた。恋人ですら一本の旋律と化し、絶えず彼に付きまとう固定観念(イデー・フィクス)のような存在となる」(1855年改訂時の幻想交響曲の楽譜に記載された「前書き」解説より)
この前書きを読むとなんとなく想像がつくと思いますが、結構サイケデリックです。

個人的には今回の三曲はとても好きな曲なので、是非皆様お越し下さい。

…と言わないといけないのですが、僕は人前に立つのが苦手なので気になる方はⅭⅮをお貸し致します(笑)

ではまた。